So-net無料ブログ作成
検索選択

2012-07-26 大型バイク購入記 中編 [3次元@バイク]

実は十代の頃、大型バイクを乗り回していたのです。しかも初バイクが大型でした・・・などというヒキで終わらせた前回のエントリー。昔は十代の小僧が大型自動二輪免許を取得していることは希でしたから、バイク好きの方ならば多少興味を惹いたエントリーだったのではないかと勝手に思い込むことにして今回はその中編。

まずはいきなり結論から。何故初バイクで大型バイクを乗り回せたのかと言うと、『無免許上等!?ビキビキ』という特攻の拓的な武勇伝でもなく、超絶技能で一発試験に合格したという自慢話でもなく、ただ単純にバイクの免許を取得したのが国内ではなくカナダで取得したからというのが答えです。なんだって感じですね。すみません。

さて当時のカナダは国内の厳しい免許制度と違い、排気量の制限がありまえせんでした(今は知らない)つまり免許さえ取得してしませば、どんな排気量のバイクでも乗り回せるという大らかなものだったのです。制度上、排気量に制限がないので、当然流通しているバイクのほとんどが400cc以上の排気量。つまりは大型バイクだらけでした。そんなわけでボクが購入したのももちろん大型バイク。YAHAMAのVirago550というバイクでした。

本来ならばこの辺りで若い頃の自分写真とVirago550の写真を掲載しつつ話を進めたいところですが、押し入れをいくら探しても昔の写真が出て来ない・・・うーん。どうしたものか。まあ、いいか。今度で。

国産アメリカンバイクとしてロングセラーとなったVirago。しかし発売当初のモデルは現在知られているようなロー&ロングなスタイルではありませんでした。ボクが購入した当時のViragoはやや高めの車高。分厚い二段シート。左右二本出しのマフラー。そしてドライブシャフト駆動と、アメリカンバイクと呼称するには躊躇せざる得ない不思議(中途半端)なスタイルのバイクでした。アメリカンバイクらしいエンジンの鼓動も少なく、排気量の割には低速トルクもごく普通。Viragoの語源である「じゃじゃや馬」という言葉が似つかわしくない「おっとり型」のバイク。それがViragoでした。しかしながら赤いメタリックレッドのタンクと銀色に輝く空冷V型エンジンはとても美しく、ガススタで店員のお兄さんに褒められたときはまるで彼女を褒められたような気分になったのを思い出します。

カナダのわりと北の方で暮らしていたので冬は氷点下40℃。春も、秋も油断していると凍え死にそうな寒さになることが多かったので、バイク生活は夏のほんの一時。その僅かなひとときが故に、この相棒との思いではかけがえのないものになりました。最後はクリスマスの日に盗難に遭うという悲しい別れでしたが・・・。

次に購入したのがSUZUKIのGS650Lというネイキッドバイクでした。個人取引でわずか500ドルという値段で購入したこのバイク。買った初日にアクセルワイヤーが切れるという不具合を乗り越えた後は特にトラブルを抱えることなく、多くの思い出をボクと共有しました。ポジションランプ(今、ギアが何速か分かる)を装備しており、メータ周りのデザインが秀逸だったため、跨るだけで「その気に」させる素敵なバイクでした。デカくて重いわりには扱いやすく、まさに人馬一体と表現したくなるバイクでした。

上記二台のバイクがボクの青春時代のバイク遍歴です。日本に帰国してからは生活に追われバイクへの情熱は遠ざかっていきました。せっかく取得した海外免許を国内免許に書き換えることもせず、いつの間にか30代に。しかし、その前後から観戦を始めたMOTOGPとういうバイク選手権から再びバイク熱が蘇りました。

よし、もう一度バイクに乗ろうと!そう決意したものの肝心の海外免許はすでに失効済みでした。再び取得するには一度カナダに戻って手続きをやり直すか、国内で新規に免許を取得するしかありません。カナダへの旅費と手続きの煩わしさを考えると新たに取り直す方が楽だと考え、まずは教習所で普通自動二輪を取得。そして購入したのがHONDAのCB400SB「REVO」というバイクでした。

このバイクの魅力についてはまた別のエントリーで書く予定なので割愛しますが、本当によいバイクでした。大型バイクを購入するにあたって手放しましたが、予算と保管場所に余裕があれば手放さなかったであろうバイクでした。このブログを観ている方で400ccのバイク購入でお悩みの方がいるとしたら、強くお勧め致します。峠での操作性と俊敏力、高速道路での安定性。都内での利便性、タンデム(二人乗り)を苦にしない馬力。本当にどの分野でも非常に高レベルな良バイクです。マジお勧め。

さてさて、ようやくここから大型バイク購入記の本編・・・といきたいところですが、それは後編で(オイ!)

最後に当時のカナダの免許取得方法がとてもフリーダムだったのでその話を。日本の特定郵便局程度の小さな免許センターでバイク免許の取得の意思を示すと、その場で四択形式のテスト用紙を渡されます。後日ではなく当日その場で渡されます。そしてこの試験に合格した時点で仮免を取得できます。ボクの場合、一度目は不合格でした。しかし合否の判定後にどこを間違えたのか事細かに説明をしてくれる親切設計だったおかげで2回目は無事合格し仮免を取得しました。この仮免がカナダ独特で、『免許取得者が同乗あるいは併走していれば路上でバイクを運転できる』という空恐ろしいモノでした。

そして信じられない事がさらにもう一つ。本免許を取得するために受ける技能試験は指定された試験会場に自前のバイクを持参し、そのバイクで試験を受けるという今思い出しても聞き間違えだったのではなかろうかという破天荒なものでした。路上でバイクを運転する許可を得るために自前のバイクで参加しなくてはならない・・・なんという矛盾!

そして技能試験がこれまた不可思議な形式でして、まず試験会場は大型スーパ(ウォール・マートみたいな所)の駐車場でした・・・日本ではクローズされた教習所か警察の試験場ですよね。法律や安全面から考えても当たり前です。ところがカナダではスーパの駐車場。おもいっきり私有地です。事故が起きる可能性をまったく考慮していません。そんなスーパの駐車場で待機していると試験官が登場。

試験官は髭面グラサンの怪しげなおっさんでした。バイクの免許についてカナダでは民間委託どころか個人委託されているようで、このおっさんの本業は長距離トラックのドライバーさんで、試験官はアルバイトとのこと。
「昨日まで1000キロ走って寝不足だぜ。ボーイ。WA,HA,HA」というおっさんに促されてパイロンを使ったスラロームと8の字走行を行い、最後に近所の路上を一周して終了。コケたり信号無視をしなければ大丈夫という事前情報どおり、あっさり合格しました。免許取得に関わる諸経費についても思い出せないほど安価で、普通二輪、大型二輪、併せて20マン弱かかる日本に比べて夢のような試験制度でした。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。